いいことも悪い事も、すべて終わったことにはとらわれず、明るい明日を信じて生きることが大切です。


その人が幸せな人生を歩むかどうかというのは宿命であったり、方位であったり、タイミングが影響することはもちろんですが、そういうことは除外したとしても、その人の人生が右肩上がりになっているか、右肩下がりになっているかを決定している根本的なものは、その人の「思考パターン=考え方」のような気がします。

まず第1にポジティブであり、明るいということです。
両方がそろっていないといけません。
そして、根拠がないといけません。
根拠とは、日々の精進と勉強です。
これがないと、ただの「ノー天気」です。

次に、同じ失敗を繰り返さないということです。
これは、才能ではありません。
「同じ失敗を繰り返してはいけない!」と強く心に刻んでいるということです。
同じ失敗を繰り返す人は、「つい、やってしまいました」とか「いけないとは思っていたんですけど…」という表現をよく使います。
これって「わかっていた」ということですよね。
それでもやってしまうのは、才能の問題ではありませんね。

これに対して向上心を持つ人は、いつも自分に対して謙虚です。
そして、常に努力を惜しみません。
でも、決して自分のことを「がんばってる!」なんて思っていないのです。
客観的にみても頑張っているのですが、本人は変化がどんどん起きてくるので、ただおもしろく楽しいだけなのです。
こういう考え方を身につけてください。

考え方とは癖です。
癖は、繰り返せば誰にでも身につきます。
宿命や方位やタイミングの前に、発想が必要であるということを忘れないでください。

良い発想 → 良い行動 → 良い結果 → 良い環境

 …→さらに良い発想

または

悪い発想 → 悪い行動 → 悪い結果 → 悪い環境

 …→さらに悪い発想

さて、あなたはどっち?